前回はヨシムラ流「スクエアスイングへの道」と題し、同スイングの総論的な解説を行いました。
お蔭様でご好評をいただき、皆様より「飛ばしにパワーなんて必要なかったんですね」といったご意見を中心に、スイングをマスターする過程の報告などが多数寄せられましたが、掲載から数ヶ月を経過した頃から、「ぜひ続編を」というご要望が高まるようになりました。
そこで今回は、ヨシムラが強くスクエアスイングを提唱する「本質」の部分を前面に押し出して、より具体的に解説しようと思います。
ヨシムラは、このスクエアスイングをしっかりマスターすれば、誰でもシングルになれると確信しています。
有名ツアープロが誌面を飾るゴルフ雑誌のレッスンとは一味も二味も違ったものになると思いますが、皆さんの目標はプロゴルファーになることではなく、シングルプレーヤーになることだと思いますのでヨシムラを信じて、スクエアスイングの習得に励んでいただきたいと思います。
究極のインパクトを求めて
スクエアスイングの究極はスクエアなインパクトの再現です。
そのためには、腕と手首をロックして、主に身体の左サイドを使って、プレーンに沿ってクラブを立てて上げ、ダウンスイングでは、クラブを立てたまま、グリップが身体の近いところを通過することが必要です。
それには、クラブが寝る原因となりやすい右腕使いを徹底排除するのが近道です。
フットワーク、体重移動、下半身からの斬り返しなど、ゴルフ雑誌では様々な手法が紹介されますが、スクエアスイングの効果的な習得に、それらは一切不要です。
スクエアなスイング軌道が描ければ、クラブにつられて身体は正しく動きます。
それでは、一歩ずつ確実にスイングをマスターしていきましょう。
1 >> 2・3・4・5・6・7・8